音楽やダンスでストレスケア

認知症ケアの一環に、音楽療法というものが存在しています。
認知症=ボケていると思われている方も多いでしょうが、問題はそれだけではありません。
周囲の人と上手にコミュニケーションが取れなくなってしまった事から、引っ込み思案になってしまい、
家族だけでなく他人との関係を断ち切ってしまうという事態も招きかねないのです。
音楽療法とはいっても、その種類は実に様々。クラシックやジャズなどを聴く人もいれば、波や風、虫の声の音が入ったCDを聴くという人も。
要は、その人の心や脳に問い掛け、何かを感じさせる曲であれば、演歌だろうとロックであろうと何でもいいのかもしれません。

そしてこの音楽療法は、最近ではストレスケアをする現場でも。私の知っている看護部長は音楽療法に積極的です。
もちろん、ここでも曲の種類に制限はないので、その人が本当に癒やされ元気になる曲をかけるといいます。
音楽療法では、楽曲を聴く受動的音楽療法だけでなく、実際に自分でも演奏してみる能動的音楽療法というのがあります。
この行為をする事で、心だけでなく身体の緊張を和らげ健康回復に役立てるんですね。
実際、授業で聴くような曲を演奏するのが苦手でも、好きなアイドルやバンドの曲を歌ったり演奏したりするのは楽しいという方も多いはず。それでいいのだといいます。
音楽は、言葉の通り「音」を「楽」しむ事が大事なので、それを通して精神的に癒され、前向きな気持ちになる事がこの療法の最大の目的であるのだといえるでしょう。
いつも笑顔の師長も、休みの日は音楽を聴きに行っていると言ってたし、ストレス抱えているようには思えません。

さて、これにもう1つ効果的なのがダンスです。
「え~、ダンスなんか無理」なんて方も多いと思いますが、こちらも難しく考える必要などありません。
好きな音楽を流し、それにあわせて身体を動かすだけでいいのです。
音楽にあわせて身体を動かす事自体ももちろん大切なのですが、ストレスを解消するのには鏡を見るという事だけでも充分効果的なのだといいます。
なぜならば、人は本来みな違う動き、違う意見を持っていますよね。
鏡はそんななか唯一同じ動きをしてくれる道具(影も同じ動きはしますが、形は変わります)。
それこそがストレスの軽減につながるのだといいます。
ダンスを通してならば、鏡が自分の良い所も悪い所も映してくれるので、自分をきちんと見直す事が出来るのだとか。
とはいっても、鏡を見ていっぱいいっぱいになっていたのでは逆効果。
身体がストレスを感じないよう、自分の身の丈に合ったダンスが踊れるよう心掛けましょう。

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